人気の看護師求人・転職サイトである「ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)」と「ハローワーク」を4つの項目で比較してみました。
今回は、看護師求人サイトを利用する際に基本となる「1.サービス」「2.雇用」「3.口コミ評判」「4.会社の信頼性」を徹底比較しています。両社の良いところと悪いところを包み隠さずお伝えしていきます。
これからどちらを利用しようか迷っている方の参考になれば幸いです。
「ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)」と「ハローワーク」を4つの項目で比較しました!
1.サービスで比較 | 公開求人数、非公開求人の有無、登録料、コンサルタントの有無、相談方法、特徴などで比較してみました。 |
2.雇用で比較 | 対応エリア、対応職種、対応施設、対応年齢、対応雇用形態、対応診療科目などで比較してみました。 |
3.口コミ評判で比較 | それぞれを良い口コミと悪い評判で比較してみました。 |
4.会社の信頼性で比較 | 会社の信頼性で比較してみました。 |
上記の4つの項目で、ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)とハローワークを比較してみました。知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。
1.「ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)」と「ハローワーク」をサービスで比較!
比較項目 | ナース専科 転職(旧ナース人材バンク) | ハローワーク |
公開求人数 | 21万件以上 | 記載なし |
非公開求人の有無 | あり | なし |
登録料 | 無料 | 無料 |
コンサルタントの有無 | あり | あり |
相談方法 | 電話・メール・LINE | 電話・対面 |
特徴 | 国内最大級の看護師転職サービス 公開求人数21万件以上 サイトの利用のしやすさに定評 | 豊富な求人数 地域密着の求人が多い 就職活動に必要な無料セミナー実施 |
「ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)」と「ハローワーク」のサービスの違いは、公開求人数、非公開求人の有無、相談方法、特徴です。
公開求人数は、ハローワークは記載がありませんでした。ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)は21万件以上です。
非公開求人は、ハローワークはなく、ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)には非公開求人があります。
登録料は、どちらも無料です。
ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)もハローワークもコンサルタント制度があり、ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)は電話/メール/LINE、ハローワークは電話/対面で相談ができます。
特徴としては、ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)は国内最大級の規模、公式サイトが利用しやすいと定評があり、ハローワークは地域に密着した求人が多く、就職活動に必要な無料セミナーを実施しています。
豊富な求人数と操作性の良い公式サイトが特徴的なナース専科 転職(旧ナース人材バンク)に対し、エリアの求人に強く、無料セミナーによるサポートを提供しているハローワークという違いがあるようです。
2.「ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)」と「ハローワーク」を雇用で比較!
比較項目 | ナース専科 転職(旧ナース人材バンク) | ハローワーク |
対応エリア | 47都道府県 | 47都道府県 |
対応職種 | 看護師、准看護師、認定看護師、助産師、保健師 | 正看護師、准看護師、保健師、助産師、その他 |
対応施設 | 病院、クリニック、診療所、訪問看護、介護施設、一般企業、保育施設、その他 | 記載なし |
対応年齢 | 記載なし | 記載なし |
対応雇用形態 | 正社員、契約社員、パート・アルバイト、業務委託、常勤、夜勤なし、夜勤専従、非常勤、非常勤(週20時間以上)、その他 | 正社員、契約社員、有期雇用派遣、無期雇用派遣、有期雇用パート、無期雇用パート |
対応診療科目 | 美容外科、小児科、産科、婦人科(レディースクリニック)、皮膚科、整形外科、循環器科、精神科/心療内科、消化器科、脳神経外科、呼吸器科、眼科、耳鼻咽喉科、内科、外科、形成外科、透析、その他 | 記載なし |
「ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)」と「ハローワーク」の雇用の違いは、対応職種、対応施設、対応雇用形態、対応診療科目です。
対応エリアは、どちらも47都道府県です。
対応職種は、どちらも正看護師、准看護師、助産師、保健師が対象となり、ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)は認定看護師も対象としています。
対応施設は、ハローワークは記載がありませんでした。ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)は、病院、クリニック、診療所、訪問看護、介護施設、一般企業、保育施設を対象としています。
対応年齢は両方とも記載がありませんでした。
対応雇用形態は、どちらも正社員、契約社員、パート・アルバイトが対象となっています。
この他、ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)は、業務委託、常勤、夜勤なし、夜勤専従、非常勤、非常勤(週20時間以上)も対象とし、ハローワークは有期雇用派遣、無期雇用派遣も対象としています。
対応診療科目は、ハローワークは記載がありませんでした。ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)は美容外科、小児科、産科、婦人科(レディースクリニック)、皮膚科、整形外科、循環器科、精神科/心療内科、消化器科、脳神経外科、呼吸器科、眼科、耳鼻咽喉科、内科、外科、形成外科、透析を対象としています。
3.「ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)」と「ハローワーク」を口コミ評判の人気度で比較!
【ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)の口コミ評判】
気になる口コミもSNS上でチェック!詳しい内容は、ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)の口コミまとめ記事で紹介しているので、簡潔にご紹介します。
★★★★★
8年ぶりの復職&初めての土地で、どの病院がよいのか、どんな働き方ができるのか、そもそも長いブランクがあっても働けるのかすらわかりませんでした。紹介業者さんを介しての就活は初めてでしたが、担当の方が本当に親身になって話を聞いてくださり、私のニーズにあった病院を紹介してくれました。
他の業者さんも登録しましたが、人材バンクさんだけが飛び抜けて親身で、細やかに対応してくれました。
最初は全く興味もなかった療養病棟でしたが、人間関係もよく、とても居心地よく、教えてもらいながら勉強させてもらっています。
自分で探していたら応募することもなかった病院だったので、プロにお任せし、紹介してもらってよかったと思っています。
履歴書の書き方なども教えていただいたので、同行はなくても面接にも安心して行かれました。-(みん評より引用)
自分では知り得なかった分野の病院を紹介してもらったという口コミです。
最初は興味もなかった療養病棟の紹介だったので、自分で探していたら応募していることもなく、プロに任せてよかったそうです。
ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)では幅広い求人情報の中から、これまでのキャリアを活かせる病院を紹介してもらえるようです。
また、想定していなかった職種も提案してもらえたという口コミもあった看護師ワーカー(旧医療ワーカー)もおすすめです。
★★★★★
担当の人がとても熱心な方で、登録してからすぐオススメの病院が4件あることを教えてもらいました。離職してすぐに働きたかったので、4件の求人があったのは嬉しかったです。
その後、何回も求人を教えてもらい、毎日面接の日々でドタバタしていましたが、登録してから3週間くらいには働く病院が決定しました。
働き始めた初日、担当の人から携帯に電話があり、これから頑張るようにと背中を押してくれる言葉を頂きました。
働き始める前に、どんな病気を患った患者さんが多いのかや、働くにあたって必要となる書類を教えてもらえたので、働いてからもスムーズに日々をすごせています。-(みん評より引用)
登録して3週間で勤務先が決まったとの口コミです。
登録後4件の求人を紹介してもらい、離職後すぐに働きたいという希望が叶ったそうです。
患者さんの病状傾向や必要書類の情報も事前に知ることができ、スムーズに仕事を始めることができたようです。
病院の情報を入職前にできるだけ知りたい人は、病院の内部情報に詳しいマイナビ看護師やとうきょうナースステーションなどもチェックしてみてください。
★★★★★
インターネットで検索して、サイトに求人がいっぱいのっていたので登録してみました。登録後すぐに電話がかかってきたので、とてもびっくりしましたが、丁寧に対応してくれる方が担当だったので、よかったです。
他のサイトにも登録していましたが、どこも同じ病院ばかり紹介してくるのですが、ここは紹介してもらえる病院の数が多く、希望に近い病院が見つかったのでその病院に行くことにしました。-(みん評より引用)
求人数が多かったという口コミです。
他の看護師求人サイトにも登録していたようですが、どこも同じ病院ばかり紹介されていたようです。
数多くの求人の中から、自分の希望に近い病院が見つかったそうです。
転職経験が少ない人は、求人数も多く退職から入職までを一括サポートしてくれる看護roo!(看護ルー)、電話対応だけではなく出張相談にも対応している看護プロも人気です。
★★★★★
検索したり、詳細を確認するなどがしやすかったです。結局は他社サイトを通じて現在の勤務先に採用が決まったのですが、これから看護士の仕事につきたい方や転職したい方には特におすすめできる優良なサイトだと思います。
こちらは求人の内容が具体的にイメージしやすいです。
例えば、写真が充実していたり、施設や病院の規模がすぐに把握できたりします。
そのため、毎日勤務が忙しい人が短時間で求人をチェックするのにとても良いです。-(みん評より引用)
公式サイトが見やすかったとの口コミです。
病院の写真が多く、短時間で具体的に求人内容をイメージしやすい点を評価していました。
毎日勤務が忙しい人が短時間で求人をチェックするのにとても良いサイトになっているようです。
常勤か単発かを選んで検索できるMCナースネットもおすすめです。
★★★★☆
とりあえず登録だけしておこうと思って、登録してみたところすぐ電話がかかってきました。出てみるとサイトの担当の方で色々と質問されました。数日後、いくつか病院を紹介されましたが少し希望の条件とは違うなと思い、断りの連絡を入れました。このサイトは他のサイトと比べても掲載数が多いと思います。担当の方も若い女性だったのですが、ベテランのような対応でとても丁寧に話を聞いてくれました。ですが、思っている以上に早く連絡が来るので、私のようにとりあえずという気持ちで利用すると焦ってしまうかもしれません。-(みん評より引用)
登録後すぐに電話がかかってきたという口コミです。
とりあえず登録しておこうと軽い気持ちで登録したので、担当の方に電話で色々質問され焦ってしまったそうです。
求人の掲載数が多いため、熱心な担当者からすぐに連絡がくるようです。
電話でのやりとりが苦手な人は、事業者から直接スカウトメールが届くジョブメドレーや、電話連絡少なめの希望も出せるレバウェル看護(旧看護のお仕事)をおすすめします。
【ハローワークの口コミ評判】
気になる口コミもSNS上でチェック!詳しい内容は、ハローワークの口コミまとめ記事で紹介しているので、簡潔にご紹介します。
ハローワーク求人は本当に穴場です✨
包括保健師へ転職経験のある方にアンケートをとったときも、約2割の方がハローワークを活用していました😌
ハローワークにしかない求人もあるのでチェックをおすすめします。 https://t.co/rfpL6bQ4ad— ゆん@病棟から包括保健師に転職 (@daily_phn) November 17, 2022
他の転職サイトには載っていない求人もあるという口コミです。
包括保健師へ転職経験のある方にアンケートを実施したところ、約2割の方がハローワークを活用しているという結果が出たそうです。
逆指名制度で病院に交渉してくれるナースジョブなども、エリアを指定して求人を探してもらえます。
産業保健師の求人を探すならハローワークを抑えるべき。indeedや派遣会社もあるけどハローワークは根強い。特に地方の産業保健師求人はハローワークなしでは語れない。
— けんいち@着想ポジティブ (@kenichi_career) December 6, 2021
ハローワークをチェックしておくべきという口コミです。
Indeed(インディード)や派遣会社も保健師の求人はあるものの、特に地方の産業保健師はハローワークでの募集が多いようです。
看護師が転職活動する際は、
・ハローワーク
・看護協会ナースセンター
・転職サイト
が無料で使える✨
1箇所だけの登録だと、希望する職場候補が限られるけど、複数登録することで、より自分に合う職場を比較し選ぶことができる。どれもネット上から情報を見ることもできて便利😊#看護師 #転職— あみ@単発派遣ナース (@kangoshi_ami) May 8, 2023
看護師転職サイトに複数登録して探すと良いという口コミです。
ハローワークの情報もネット上で確認できますが、無料で利用できる看護師転職サイトをいくつか登録しておくとより確実なようです。
私も転職はハローワーク。医療系の転職サイトにも登録したけど、保健師求人はほとんどないですと言われ、転職活動終了と登録しても何ヶ月も「仕事探していませんか?」と連絡が来たのが正直面倒だったな。ハローワークはそういうのが全くないし、求人に対して1人応募ですぐ合格できたのが良きでした-(X(旧Twitter)より引用)
自分のペースで転職活動を進められるという口コミです。
ハローワークは営業電話が全くないのも良かったそうです。
できればきちんと勉強をして相談員とかになりたいのだけど、求人を見てもパートがほとんどなんだよね。本気で保健師になろうと思ってハローワークへ行ったものの、年齢の壁がすぐそこまで迫ってきていてリスクが高くて諦めた。-(X(旧Twitter)より引用)
パート求人が多いという口コミです。
求人によっては年齢や経験など募集要項に合わないこともあるようです。
担当者が希望に近い求人を探してくれるレバウェル看護派遣(旧看護のお仕事派遣)や、経験が少なくても自分に合う場所を探してくれたという口コミもあったナースではたらこなどもチェックしてみてください。
4.「ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)」と「ハローワーク」の会社の信頼性で比較!
ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)の運営会社、株式会社エス・エム・エスは2003年創業です。
高齢社会の課題を解決するため、介護従事者の不足解消を目指したケアマネジャー向け人材紹介事業「ケア人材バンク」から事業をスタートし、2005年には「ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)」を展開しました。
「質の高い医療サービスの提供が困難になる」という社会課題の解決に取り組んでいます。
また、現在勤務している看護師のキャリア形成支援を目的とした「ナースやりがい診断」を実施。
看護師がより充実感を持って働けることや自身の仕事への価値観を可視化するコンテンツも提供しています。
ハローワークは国(厚生労働省)が運営する総合的雇用サービス機関です。
拠点は全国500カ所を超え、自己分析や希望条件の決定、履歴書などの書類の書き方など、就職活動のサポートを提供しています。
ハローワーク全体の年間の新規求人は800万人以上あり、ハローワークでも自宅でも全国の求人情報を手軽に検索できます。
また再就職に必要な知識や技能を身につけてスキルアップしたいという方向けの職業訓練、ハロートレーニング受講の紹介も行っています。
いずれの看護師求人エージェントも、信頼性のある会社と言えるようです。
「ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)」をおすすめの方はこんな人!
- 早く転職先を決めたい人
- 履歴書の書き方や面接に不安がある人
- いろいろな選択肢の中から勤務先を選びたい人
- 勤務先の情報をもらい、安心して仕事を始めたい人
- 初めて看護師転職サイトを利用する人
「ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)」の看護師求人の担当者は、サイトに登録した数日以内に連絡をしてくるようです。
電話で面談後、すぐに病院を紹介してもらったという口コミもありました。対応がスピーディなので、早い段階で次の転職先を決めたい人におすすめです。
履歴書の書き方や面接に不安がある人にもおすすめです。履歴書の志望動機欄の画像を送付して、担当者にチェックしてもらった、子供の保育園など面接の不安材料についてアドバイスをもらったといった転職活動のサポートに関する口コミも多くありました。
ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)は求人数が多いという口コミを良く目にしました。今まで経験したことがない分野も視野に入れ、幅広い選択肢を考えたい人も良いかもしれません。
職員の年齢層や勉強内容など、新しい勤務先の情報もできる範囲で教えてもらえることもあり、安心して勤務をスタートさせたい人にも向いています。
ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)の公式サイトは、写真も多くどんな病院かをイメージしやすい内容のようです。
無料登録も簡単で、初めて看護師転職サイトを利用する人にも使いやすくおすすめです。
ナース専科 転職の公式サイトはこちら
「ハローワーク」をおすすめの方はこんな人!
- 保健師を希望している人
- 転職の経験がある人
- エージェントからの電話が煩わしいと感じている人
- 地元での勤務を希望している人
- 中立的な立場で転職アドバイスをもらいたい人
「ハローワーク」は、保健師の求人が充実しているという口コミがありました。
保健師を希望している人は地域のハローワークをチェックしてみると良いかもしれません。
ハローワークでは、履歴書の添削や模擬面接など、きめ細かなサポートは受けられないため、何度か転職経験があり、応募から採用までの流れが分かっている人が向いています。
電話での状況伺いなどもないため、営業電話の対応が煩わしいと感じている人にもおすすめです。
全国に500カ所以上あるハローワークでは、地域に密着した求人を多く扱っています。
自宅近くなど地元で就職先を探したい人に合っています。
また、ハローワークは国が運営している職業紹介所で、看護師転職エージェントのように企業や病院から紹介料などを取っているわけではありません。
中立的な立場から求人を紹介してほしい人にもおすすめです。
ハローワークの公式サイトはこちら
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は人気の看護師求人「ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)」と「ハローワーク」の違いを4つご紹介してきました。
ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)とハローワークは結構比較して検討する方も多いのですが、実は「ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)」と「看護師ワーカー(旧医療ワーカー)」で比較する方の方が多いんです。
詳しくは「ナース専科 転職(旧ナース人材バンク)と看護師ワーカー(旧医療ワーカー)はどっちがおすすめ?4つの項目で比較!」こちらにまとめましたので気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
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