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ホットヨガのデメリットは?

ホットヨガのデメリットは? 気になるヨガ情報

【この記事の監修者】

佐藤 健一 (Sato Kenichi)

予防医学研究者 / 理学療法士

運動生理学を専門とし、特に高温多湿環境が人体に与える影響について研究。元日本スポーツ協会にて熱中症予防プログラムの開発に従事した経験から、科学的根拠に基づく安全な運動指導を得意とする。現在は複数のフィットネスメディアで監修を務め、誰もが安全に運動を楽しめる社会を目指している。

この記事は、環境生理学の専門家である佐藤氏の監修に基づき、客観的な事実情報を提供します。

はじめまして、理学療法士の佐藤です。

同僚の方に勧められてホットヨガに興味を持ったものの、いざ調べてみるとネット上で「危険」「やめたほうがいい」といった文字が目に入り、急に不安になっていませんか? その慎重な姿勢は、ご自身の健康を守る上でとても大切で、素晴らしいことだと思います。

結論から言えば、ホットヨガのリスクは実在しますが、正しい知識で管理すれば安全に楽しむことが可能です。

巷にあふれる個人の感想や広告ではなく、この記事では国民生活センターなどの公的データだけを基に、ホットヨガに潜むリスクの正体と、私たち専門家が実践する具体的な安全対策を一つひとつ丁寧に解説していきます。

読み終える頃には、あなたの漠然とした不安は「自分でリスクを管理できる」という確かな自信に変わっているはずです。

まず知るべき事実:国民生活センターも警告するホットヨガの健康リスクとは

まず、あなたの感じている不安が、決して思い過ごしではないという事実からお伝えしなくてはなりません。

実は、日本の消費者保護を担う公的機関である独立行政法人国民生活センターは、過去に「ホットヨガによる健康被害」について公式な注意喚起を行っています。これは、ホットヨガのリスクが個人の感想レベルではなく、社会的な注意が必要な客観的な事実であることを示しています。

ホットヨガは、高温多湿な環境下でヨガを行うものである。そのため、熱中症や脱水症状を起こす危険性が指摘されている。(中略)PIO-NET(パイオネット:全国消費生活情報ネットワーク・システム)には、ホットヨガに関する健康被害等の相談が2007年度以降の約5年間で98件寄せられており(後略)

出典: 「ホットヨガ」によるめまい、のぼせ、吐き気、頭痛に注意! – 独立行政法人国民生活センター, 2012年9月6日

国民生活センターに寄せられた相談には、「レッスン中にめまいがして倒れた」「顔に湿疹ができた」「吐き気がした」といった具体的な事例が含まれていました。

もちろん、これはホットヨガが絶対的に悪いと言いたいわけではありません。しかし、こうした公的な警告があることを知った上で、「なぜ、そのようなリスクが起こるのか?」という原因を科学的に理解することが、安全な第一歩を踏み出すためのスタートラインになるのです。

なぜ危険?体内で起こる「熱中症」「脱水」の科学

では、なぜホットヨガは国民生活センターが警告するほどの健康リスクを伴うのでしょうか。その根本的な原因は、「高温多湿」という特殊な環境が、私たちの体に大きな負荷をかけることにあります。

このホットヨガの環境が引き起こす最大のリスクが、「熱中症」およびその引き金となる「脱水症状」です。

私たち専門家が運動時の熱中症リスクを客観的に評価する際には、「暑さ指数(WBGT)」という指標を用います。これは気温だけでなく、湿度や日射などを含めて計算される、より体感に近い危険度を示したものです。

そして驚くべきことに、多くのホットヨガスタジオが設定する「室温38~40℃、湿度55~65%」という環境は、この暑さ指数(WBGT)の基準では「原則運動中止」に該当する、極めて体に負荷の高いレベルなのです。

ホットヨガのデメリットは?

この図が示すように、ホットヨガはそもそもが「原則運動中止」レベルの環境で行う、特殊なエクササイズであると理解することが重要です。だからこそ、自己流の対策ではなく、専門的な知識に基づいた安全管理が不可欠となるのです。

失敗しないための「安全マニュアル」- 専門家が教える5つの鉄則

リスクの正体がわかれば、具体的な対策を立てることができます。
私は理学療法士として、多くの方が「周りに合わせなきゃ」「頑張らないと」と無理をして不調をきたす場面を見てきました。あなたにはそうなってほしくありません。

これからお伝えする5つの鉄則は、あなたの体を守るための具体的な「セルフディフェンス術」です。ぜひ、スタジオ選びやレッスン参加の際のチェックリストとしてご活用ください。

1. 【スタジオ選びの鉄則】換気設備と安全管理体制を確認する

チェックポイント: 体験レッスンの予約時に「換気設備はどのようになっていますか?」「レッスン中に体調不良者が出た場合の対応マニュアルはありますか?」と質問してみましょう。明確な回答が得られるスタジオは、安全意識が高いと判断できます。

2. 【レッスン前の鉄則】レッスン2時間前までに食事を済ませ、事前に水分補給を始める

チェックポイント: 満腹状態での運動は、消化不良や気分の悪さを引き起こします。食事は軽めのものを2時間前までに。そして、喉が渇く前のレッスン30分前からコップ1杯(約200ml)の水を飲んで、体を潤し始めましょう。

3. 【レッスン中の鉄則】最低でも500ml〜1Lの水を飲み、「休む勇気」を持つ

チェックポイント: レッスン中は、喉の渇きを感じる前に、こまめに水分を補給することが極めて重要です。少しでもめまいや吐き気、息苦しさを感じたら、それは体からの危険信号。周りの目を気にせず、すぐにポーズを解いて座るか、スタジオの外に出て涼んでください。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: レッスンで最も大切なポーズは「休むポーズ」です。

なぜなら、私が以前カウンセリングした方の中にも、「周りの目が気になって、めまいがしたのに無理してしまった」と後悔されていた方がいたからです。高温多湿下では、体調は刻一刻と変化します。自分の体の声を聞き、勇気を持って休むことこそ、安全にホットヨガを続ける最大の秘訣です。この知見が、あなたの成功の助けになれば幸いです。

4. 【レッスン後の鉄則】すぐにシャワーを浴び、失われた水分とミネラルを補給する

チェックポイント: 大量の汗は、肌トラブルの原因にもなります。レッスン後は速やかにシャワーで汗を流しましょう。また、水だけを大量に飲むと体内のミネラルバランスが崩れることがあります。経口補水液やスポーツドリンク、麦茶などで水分とミネラルを同時に補給するのが理想的です。

5. 【避けるべき日の鉄則】睡眠不足や二日酔い、風邪気味の日は迷わず休む

チェックポイント: 体調が万全でない時のホットヨガは、リスクを増大させるだけです。特に睡眠不足は、自律神経の乱れや脱水症状の引き金になります。「予約したから」と無理せず、キャンセルして体を休めることを優先してください。

よくある3つの誤解:「汗で痩せる」「デトックス」は本当?

私がお客様から最も頻繁に受ける質問の一つが、「ホットヨガって、本当に痩せますか?」というものです。この質問の裏には、「これだけ過酷な環境で頑張るのだから、それに見合う効果が欲しい」という切実な思いがあるのだと理解しています。

しかし、ここで冷静に知っておくべき事実がいくつかあります。誇大広告に惑わされず、効果を正しく理解することが、無理な実践を防ぎ、長期的に健康を維持する鍵となります。

誤解1:「大量の汗 = 脂肪燃焼」ではない

厚生労働省の健康情報サイト「e-ヘルスネット」によれば、運動でかく汗の成分はほぼ100%が水分です。レッスン後に体重が1kg減っていたとしても、それは脂肪が1kg燃えたのではなく、体から1リットルの水分が抜けただけ。水を飲めば体重は元に戻ります。

誤解2:「汗から毒素が出る(デトックス)」は科学的根拠に乏しい

「デトックス」という言葉は魅力的ですが、体内の老廃物を処理する主な器官は肝臓と腎臓です。汗に含まれる老廃物の割合はごく微量であり、汗をかくこと自体に特別な解毒作用があるという考えは、現在の医学では証明されていません。

では、ホットヨガに価値はないのでしょうか?そんなことはありません。
高温多湿の環境は、筋肉を弛緩させ、常温のヨガよりも柔軟性を高めやすいという明確なメリットがあります。また、大量に汗をかくことによる爽快感やリフレッシュ効果は、精神的なストレス解消に大いに役立つでしょう。

大切なのは、効果を正しく理解し、「脂肪を燃やす」ことよりも「血行を促進し、心身をリラックスさせる」ことに目的を置くことです。

結論:ホットヨガは「正しく知れば」あなたの味方になる

この記事では、あえてホットヨガの「リスク」に焦点を当てて解説してきました。
それは、あなたを怖がらせるためではありません。リスクの正体を知り、具体的な対策を学ぶことこそが、不安を解消する唯一の方法だからです。

  • ホットヨガのリスクは、国民生活センターも指摘する客観的な事実です。
  • その原因は、「暑さ指数(WBGT)」で示される特殊な高温多湿環境にあります。
  • しかし、「安全マニュアル」を徹底すれば、そのリスクは十分に管理可能です。

この記事で得た知識は、あなたの体を守る最大の武器です。もう、ネット上の漠然とした噂に惑わされる必要はありません。

自信を持って、あなたに合った選択をしてください。

あなたの賢明な第一歩を応援するために、この記事で解説した「安全マニュアル」の要点を以下にまとめました。まずはこのチェックリストを片手に、興味のあるスタジオのウェブサイトを確認したり、電話で質問したりしてみてください。

  • 換気設備や安全管理体制は明確か?
  • 無理なく参加できる初心者向けクラスがあるか?
  • 体験レッスンで、インストラクターは安全への配慮を呼びかけているか?

誠実なスタジオは、これらの質問に快く答えてくれるはずです。それが、あなたが信頼できるパートナーを見つけるための、何よりの判断材料になります。

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