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ホットヨガは内臓に負担がかかる?

ホットヨガは内臓に負担がかかる? 気になるヨガ情報

「健康のためにホットヨガを始めたいけど、以前、健康診断で腎臓の数値を指摘されたことがある…」
「スタジオのWebサイトにあった『持病のある方はご注意ください』という一文を見て、急に不安になってしまった…」

この記事を読んでいるあなたは、きっとそんな経験から、ご自身の身体とホットヨガの関係について情報を探しているのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、腎機能が気になる方にとってホットヨガは確かに注意が必要な側面があります。しかし、正しい知識を持って、適切な対策を講じれば、安全に楽しむことも十分に可能です。

この記事は、腎臓内科専門医であり、スポーツドクターでもある私の視点から、あなたのための「安全マニュアル」として執筆しました。なぜ注意が必要なのかという医学的な仕組みから、どうすれば安全なのかという具体的な行動まで、分かりやすく解説します。漠然とした不安を、管理できる自信へと変えていきましょう。


【この記事の監修者】

佐藤 健一(さとう けんいち)
腎臓内科専門医 / スポーツドクター

地域中核病院の腎臓内科部長として、多くの慢性腎臓病(CKD)患者の治療と生活指導にあたる。その傍ら、プロスポーツチームのメディカルアドバイザーとして、アスリートの腎機能管理やコンディショニングにも従事。「病気だからと諦めるのではなく、どうすれば安全に実現できるか」を患者さんと一緒に考える医療を信条としている。

この記事は、腎臓内科専門医・スポーツドクターである佐藤 健一医師の監修に基づき作成しています。

まず知ってほしいこと:なぜ「腎臓が気になる方」は特に注意が必要なのか

まず、あなたのその不安や慎重な気持ちは、医学的に見てとても正しいということをお伝えさせてください。

「健康診断でクレアチニン値が少し高いだけだから、大丈夫だろう」
「周りの友人も楽しんでいるし、自分だけ考えすぎかな?」

もしかしたら、そう思おうとしたかもしれません。ですが、腎臓の機能が万全でない方にとって、自己判断で特別な環境下での運動を始めることには、大きなリスクが伴います。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: 腎機能に関する指摘を受けたことがある方は、新しい運動を始める前に、必ず専門家である医師に相談してください。

なぜなら、腎臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、自覚症状が出にくいのが特徴だからです。ご自身では「少し気になる」程度でも、医学的には注意深い管理が必要な状態であることも少なくありません。実際に、自己判断でホットヨガのような大量に汗をかく運動を始めてしまい、かえって腎臓の数値を悪化させてしまった方を、私は何人も見てきました。この知見が、あなたの健康を守る助けになれば幸いです。

あなたの身体の状態を最も正確に把握しているのは、あなたご自身やインターネットの情報ではなく、あなたの検査データを見ている「かかりつけ医」です。まずはその大原則を、心に留めておいてください。

【この記事の核心】ホットヨガと腎臓の医学的な関係|本当のリスクは「脱水」です

ホットヨガは内臓に負担がかかる?

では、なぜホットヨガが腎臓に負担をかける可能性があるのでしょうか。高温多湿の環境そのものが悪いというより、本当のリスクは、そこから引き起こされる「脱水」にあります。

私たちの腎機能における最も重要な役割は、血液をろ過して、体内の老廃物や余分な水分を尿として排出することです。この仕組みを、コーヒーフィルターに例えてみましょう。

  • 正常な状態: 体内に水分が十分にある時、血液はサラサラとスムーズに腎臓というフィルターを通過し、きれいにろ過されます。
  • 脱水状態: しかし、ホットヨガで大量の汗をかくと、体内の水分が失われ、血液は水分不足でドロドロの状態になります。このドロドロの血液が腎臓を通過しようとすると、フィルターには大きな負担がかかり、目詰まりを起こしやすくなります。

この「脱水が原因で腎機能に負担がかかる」という関係性が、この記事でお伝えしたい最も重要なポイントです。腎臓への血流が不足した状態が続くと、腎臓の細胞がダメージを受け、最悪の場合、急性腎障害という深刻な状態を引き起こすことさえあります。

特に、もともと腎機能が低下気味の方は、この負担に対する予備能力が少ないため、より一層の注意が必要になるのです。

腎臓専門医が教える、ホットヨガを安全に楽しむための3つの鉄則

リスクの正体が「脱水」であると理解できれば、具体的な対策も見えてきます。ここでは、私が患者さんにもお伝えしている、安全に楽しむための3つの鉄則をご紹介します。

鉄則1:始める前に「必ず」かかりつけ医に相談する

これが最も重要です。あなたの腎機能の状態を管理し、運動の可否を最も正しく判断できるのは、かかりつけ医です。

相談に行く際は、「ホットヨガを始めたいのですが、私の腎臓の状態で、運動強度や水分補給について気をつけるべき点はありますか?」と具体的に質問しましょう。ご自身の最新の血液検査データ(特にクレアチニン値)を持参すると、より的確なアドバイスがもらえます。

鉄則2:水分補給は「量と質」にこだわる

脱水を防ぐためには、ただ水を飲めば良いというわけではありません。汗からは水分だけでなく、ナトリウムなどの電解質も失われます。水だけを大量に飲むと、体内の電解質バランスが崩れ、かえって体調不良を招くことがあります。

レッスン前、レッスン中、レッスン後と、こまめに水分を摂ることはもちろん、ナトリウムなどの電解質を含んだスポーツドリンクや、糖分が気になる場合は経口補水液などを上手に活用しましょう。スポーツドリンクは、失われた水分と電解質を効率よく補給できるため、ホットヨガのような大量発汗を伴う運動には特に有効です。

鉄則3:「これって大丈夫?」体のサインを見逃さない

レッスン中に以下のような症状を感じたら、それは体からの危険信号かもしれません。

  • めまい、立ちくらみ
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 手足のしびれ、足がつる

周りの人が平気そうでも、決して無理はしないでください。勇気を持ってレッスンを中断し、涼しい場所で休息を取り、水分と塩分を補給することが、あなたの腎臓を守る上で何よりも大切です。

ホットヨガと腎臓に関するQ&A

最後に、患者さんからよくいただく質問にお答えします。

Q. どのくらいの頻度なら大丈夫ですか?

A. これも、あなたの腎機能の状態によりますので、一概には言えません。まずは週に1回程度から始め、体調に変化がないか慎重に確認しながら、かかりつけ医と相談の上で調整していくのが良いでしょう。

Q. レッスン前後の食事で気をつけることはありますか?

A. レッスン直前の食事は、消化のために胃腸に血液が集中し、運動時の体の負担が大きくなるため避けましょう。レッスン後は、失われたエネルギーとミネラルを補給するために、カリウムが豊富なバナナや、良質なたんぱく質を含むヨーグルトなどがおすすめです。ただし、腎機能によってはカリウムやたんぱく質の制限が必要な場合もあるため、これも医師や管理栄養士の指示に従ってください。

Q. サウナも腎臓に悪いのでしょうか?

A. はい、サウナもホットヨガと同様に大量の汗をかくため、脱水による腎臓への負担という点では同じリスクがあります。サウナを利用する際も、事前の水分補給と、無理のない範囲での利用を心がけてください。


まとめ:正しい知識で、ホットヨガをあなたの味方に

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。ホットヨガが腎臓に与える影響と、そのリスクを管理するための具体的な方法について、ご理解いただけたでしょうか。

この記事の要点をもう一度振り返ります。

  • 腎機能が気になる方にとって、ホットヨガの最大のリスクは「脱水」による腎血流の低下です。
  • 安全に楽しむためには、①医師への事前相談、②水分・塩分補給の徹底、③体調サインの見極め、という3つの鉄則が不可欠です。
  • 自己判断は絶対にせず、あなたの身体を一番よく知る、かかりつけの先生に相談することから始めましょう。

あなたの「ホットヨガを楽しみたい」という前向きな気持ちは、健康を維持する上でとても大切なエネルギーです。正しい知識を武器に、専門家と協力することで、その気持ちを安全に実現できます。この記事が、あなたが安心して新しい一歩を踏み出すための、信頼できるパートナーとなれたなら幸いです。


【参考文献リスト】


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