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ホットヨガをやらない方がいい人は?

ホットヨガをやらない方がいい人は? 気になるヨガ情報

こんにちは、医師の佐藤です。

同僚の方に勧められてホットヨガに興味を持ったものの、以前、健康診断で「血圧がやや高め」と言われたことを思い出し、「この体で高温のスタジオに入って本当に大丈夫だろうか…」と、一歩踏み出せずにいませんか?

新しい健康習慣への挑戦、とても素晴らしいことです。ただ、その一歩を安全なものにするためには、専門家としてぜひ知っておいていただきたいことがあります。

結論からお伝えすると、血圧に懸念がある方がご自身の判断でホットヨガを始めることは、推奨できません。

しかし、ご安心ください。この記事では、なぜ注意が必要なのかを日本の公的機関のデータに基づいて分かりやすく解説し、あなたが混乱や不安なく、ご自身にとって最も安全な次の行動を選ぶための具体的な方法までお伝えします。

この記事を読み終える頃には、あなたの漠然とした不安は「自分の体を守るための、自信ある選択ができる」という確信に変わっているはずです。

この記事の監修者

佐藤 健一(さとう けんいち)
内科医 / スポーツ医学専門医

地域の中核病院で15年間、生活習慣病(特に高血圧)の予防・管理や運動療法に従事。現在はクリニックを開業し、一人ひとりのライフスタイルに合わせた健康指導を行う。自治体の健康増進セミナーでの講演も多数。

【信条】 患者さんの「健康になりたい」という前向きな気持ちに寄り添い、医学的に正しい知識を「お守り」として渡すこと。

なぜ「ホットヨガと血圧」で悩むのか?医師によくある相談

まず知っていただきたいのは、あなたと同じように悩んでいる方は、決して少なくないということです。

私のクリニックでも、「友人に誘われたのですが、血圧の薬を飲んでいてもホットヨガはできますか?」「健康のために始めたいけれど、リスクはありませんか?」といったご相談は、本当によくお受けします。

多くの方が、健康への意識が高まる中で新しいフィットネスに興味を持つ一方で、ご自身の体のことを真剣に考えるからこそ、不安を感じるのです。その慎重な気持ちは、ご自身の体を守る上で非常に大切なものです。

この記事では、そうした皆さんの不安に、医学的な視点から一つひとつ丁寧にお答えしていきます。

【結論】なぜ高血圧の人は注意が必要?国の機関が示す2つのリスク

ホットヨガをやらない方がいい人は?

では、本題です。なぜホットヨガ高血圧の組み合わせには、注意が必要なのでしょうか。
それは、ホットヨガ特有の高温多湿の環境が、体に大きく2つのリスクをもたらす可能性があるからです。これは個人の意見ではなく、国民生活センターという日本の公的機関も公式に注意を促している重要なポイントです。

リスク1:急激な血圧の変動

まず最も注意すべきなのが、血圧の急激な変動です。
高温多湿のスタジオでは、体温を下げようとして血管が広がり、血圧は一時的に下がる傾向にあります。しかし、レッスン後に涼しい場所へ移動すると、今度は血管が急に収縮し、血圧が急上昇する可能性があります。

このような血圧の乱高下は、心臓や血管に大きな負担をかけます。特に、普段から血圧のコントロールが不安定な方にとっては、めまいや失神、場合によってはさらに深刻な事態を引き起こす引き金にもなりかねません。

リスク2:熱中症

もう一つのリスクは、熱中症です。
実は、国民生活センターの報告によると、ホットヨガのスタジオ環境(室温35℃前後、湿度60%前後)は、日常生活における熱中症予防指針の「危険」レベルに相当します。これは、ホットヨガ熱中症の直接的な原因となりうることを意味します。

大量の汗をかくと体内の水分やミネラルが失われ、体温調節機能がうまく働かなくなります。頭痛や吐き気、倦怠感といった初期症状を見過ごすと、重症化する危険性もあります。このリスクは、高血圧の有無にかかわらず、すべての人に共通するものです。

では、どうすれば?明日からできる2つの安全なアクション

「リスクがあるのは分かったけれど、じゃあどうすればいいの?」と思いますよね。
大切なのは、あなたの「健康になりたい」という気持ちを諦めることではありません。その気持ちを、より安全な形で実現する方法を選ぶことです。
ここでは、明日からできる具体的なアクションを2つご提案します。

アクション1:かかりつけ医に「具体的に」相談する

最も重要で、かつ不可欠なアクションが、医師への相談です。高血圧の管理において、専門家である医師の判断は何よりも優先されます。

ただ、「ホットヨガをしてもいいですか?」と漠然と聞くだけでなく、以下のように具体的な情報を伝えると、医師も的確なアドバイスをしやすくなります。

【医師への相談・伝え方テンプレート】

「先生、健康のために運動を始めたいと考えています。具体的には、室温35℃以上、湿度60%以上の環境で、1時間程度のホットヨガを検討しているのですが、現在の私の血圧の状態で、このような運動を行っても医学的に問題ないでしょうか?」

このように伝えることで、医師はリスクを正確に判断し、あなた個人に合わせたアドバイスをくれるはずです。

アクション2:安全な代替案「常温ヨガ」を検討する

もし医師から許可が出なかった場合や、リスクを完全に避けたいと考えるなら、安全な代替案として常温ヨガを検討してみてはいかがでしょうか。

常温ヨガは、ホットヨガのような高温多湿の環境リスクを避けながら、ヨガが持つ本来の素晴らしい効果(柔軟性の向上、筋力アップ、自律神経の調整など)を十分に得ることができます。
特に、あなたが悩んでいる冷えや肩こりの改善は、常温のヨガを継続することでも十分に期待できます。まずは安全な環境でヨガの心地よさを体験し、体を慣らしていくことを強くお勧めします。

ホットヨガと健康に関するFAQ

Q. 持病がなければ、誰でも安全ですか?

A. いいえ、そうとは限りません。その日の体調(睡眠不足や疲労など)によっては、健康な方でも体調不良を起こす可能性があります。また、妊娠中の方や、過去に脳卒中や心筋梗塞を起こしたことがある方も避けるべきです。少しでも不安があれば、医師に相談してください。

Q. サウナは平気なのですが、それでもダメですか?

A. サウナとホットヨガは似ているようで異なります。サウナは基本的に安静にしていますが、ホットヨガは高温多湿の環境下で「運動」を行うため、心臓や体への負担はより大きくなります。「サウナが平気だから」という自己判断はせず、運動という観点でリスクを考えることが重要です。

Q. どうしてもホットヨガをやりたい場合はどうすれば?

A. まずは必ず医師の許可を得てください。その上で、もし許可が出た場合は、経験豊富なインストラクターがいること、スタジオの安全管理が徹底していることを確認しましょう。そして、レッスン中は決して無理をせず、こまめな水分補給を徹底し、少しでも体調に異変を感じたらすぐに中断する勇気を持ってください。

まとめ:あなたの体を守る「賢明な選択」を

今回は、血圧が気になる方がホットヨガを始める際の注意点について、公的機関のデータに基づいて解説しました。

  • ホットヨгаの高温多湿環境は、血圧の急変動や熱中症のリスクを高める可能性がある。
  • 特に高血圧など持病のある方は、自己判断で始めるのは避けるべき。
  • 最も安全な第一歩は、具体的な環境を伝えて、かかりつけ医に相談すること。
  • リスクを避けたい場合は、常温ヨガでも十分に健康効果が期待できる。

あなたがホットヨガに興味を持ったきっかけは、ご自身の体をより良くしたいという素晴らしい思いからのはずです。そして、この記事を読んで「まず専門家に相談しよう」と判断できたその慎重さこそが、ご自身の体を大切にしている何よりの証拠です。

正しい知識を味方につけて、ぜひあなたに最適な健康習慣を見つけてくださいね。まずは、かかりつけの先生に相談することから始めてみましょう。


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